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- 金属などの型版を使用し熱と加圧によって金や銀などの箔を転写する加工です。印刷では再現できないキラリと光る輝きでプレミア感を演出できます。
- 金・銀以外にも赤や白などのカラーの箔もラインナップに加え、シーンに合わせた使い分けができます。
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箔押し 『金』
金属の版
- 箔押し加工のデータ作成
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- 箔押しのデータは印刷データとは分けて、illustrator(ai形式)にてK100%のベクターで作成してください。
- トンボで箔押しの位置合わせを行いますので、印刷データと同じ位置のトンボを作成してください。
印刷データ
箔押しデータ
仕上がり
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印刷データとは別のファイルで「箔押し.ai」などの分かりやすいファイル名にしてください。
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ベクター(パスの状態)で作成してください。
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K100%で作成してください。箔押し加工では濃淡の再現はできません。
- 印刷と同一面上に箔押しをされる場合は、仕上りのイメージファイルを添付してください。
- illustratorでのご用意が難しい場合も、可能な限り対応いたします。お持ちのデータが画像形式の場合は、モノクロ2階調かつ解像度600dpi以上が必要となります。
- 箔押し加工の注意点
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- 印刷部分の形状に沿って箔押し加工をする場合、加工時のわずかなズレで隙間が目立つことがあります。やや大きめに印刷オブジェクトを作成することで、ズレを目立たなくすることができます。
印刷と箔がぴったりと接するようなデザインでは印刷と箔の間に隙間ができてしまいます。
印刷オブジェクトを箔の背面に潜るように大きく作成することで隙間ができるのを防ぐことができます。
- 箔押しの再現性
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- 細い線や小さな文字は潰れる可能性があります。
- 線は0.3pt(白抜きは0.5pt)以上、文字はゴシックで5pt(白抜きは7pt)以上を推奨しています。
- 白箔は顔料箔のため、蒸着箔である金・銀・赤よりも再現性が劣ります。
- 線は0.4pt以上、文字は7pt以上を推奨しています。(白抜きは非推奨)
- 面積が広いオブジェクトと小さな文字や細い線が混在したデザインでは、小さな文字や細い線がより潰れやすくなります。
- 広範囲のベタは擦れが生じる恐れがあります。
用紙や箔の色により再現性は変わりますので目安としてご確認ください。