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PDF/Xについて
- テクニカルガイド
- より安定したデータ、長ページにわたり連結した冊子データの受け渡し等に大変便利な「PDF/X-1a」「PDF/X-3」「PDF/X-4」でのご入稿方法については、こちらのページをご参照の上ぜひご活用下さい。
PDF/X作成ガイド
- PDF/Xとは
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- PDF/Xとは、デジタルデータを印刷会社へ入稿する際の統一フォーマットであり、国際標準化機構(ISO15930)で定義されたPDFサブセットの名称です。その種類は「PDF/X-1a」「PDF/X-3」「PDF/X-4」(2009.07.01現在)といくつか存在しています。
- PDF/X以外のPDFとは完全に異なりますのでご注意下さい。
- 弊社では現在、全てのPDF/Xサブセットに対応しております。中でも「PDF/X-4」でのご入稿は現在大変安定しており、弊社ではこちらのフォーマットを使用して面付け〜RIP処理〜CTP出力を行っております。
- PDF/Xでの入稿メリット
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お客様が確認されたPDFが印刷に反映
- 「お客様サイドで作成された最終PDF/Xを再度開いて確認・再プリントアウト」という作業で問題が無い場合は印刷が可能です。お客様サイドの最終検版など強くお薦めいたします。
- 弊社でもCTP出力時にその同じPDF/Xデータで検版作業を行います。
- つまり同じPDF/Xデータで検版作業致しますので、様々な問題を激減させる事が出来ます。
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データ量が軽くトラブル激減
- リンク画像送付不要、スクリーンショット不要、元データ不要と、完成した1つのPDF/Xデータのみの入稿で印刷可能ですので、データ量を極端に減らす事が可能です。
- PDF/Xでは全ての使用されたリンク実画像等が埋め込まれます。そのため完成されたPDF/Xデータのみのご入稿でOKとなります。
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フォントの埋め込みが可能
- OpenTypeフォントなど埋め込み可能なフォントのアウトラインが一切不要です。
- 煩わしいアウトライン作業を軽減することができます。ただし埋め込み不可能フォントに関してはPDF作成時に文字バケを起こす可能性があります。必ず「作成された最終PDF/Xを再度開いて確認・再プリントアウト」作業を行いご確認ください。
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透明効果・色置換も可能(PDF/X-4)
- PDF/X-4でデータ入稿された場合は、万一誤ってRGBや特色を使用された場合は弊社適正CMYKカラーテーブルで調整する事が可能です。
- たとえばRGBでしか作成出来ないアプリケーション Windows Office などのデータに大変有効です。(但し、弊社カラーテーブル変換となりますので、若干色目が異なる場合があります。予めご容赦下さい)
- また透明効果(ドロップシャドウ含む)も全く問題なく出力できますので、「透明部分の分割・統合」「ラスタライズ」などの処理も必要ありません。そのまま印刷物にデザインを反映させることが出来ます。
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